SERVICE 鈴木電気工業のシゴト

送電線に関わる専門職

送電線に関わる専門職

主な仕事は、鉄塔を建て、鉄塔と鉄塔の間に電線を張る工事の施工です。鉄塔の高さは30mから50mぐらいのものが多く、高いものでは100mを超えます。誰にも真似することができない高い技術・特別な技能を必要とする専門職です。 高所での作業となるため、人によっては慣れるまでに多少時間も必要ですが、普通なら見ることのできない鳥の目線で、四季折々の美しい風景を眺めながら仕事ができるのはちょっとした自慢です。
私たちの仕事のフィールドは全道各地。眼下に田園が広がるのどかな場所で鉄塔に登る日もあれば、ときには人里離れた山中で、ときには車がビュンビュン行き交う高速道路のすぐそばで作業を行うことも。そこに暮らしがある限り、そこに電気が必要な限り。北の大地の隅々まで電気を届けるため、私たちは北海道中を駆け巡り、鉄塔によじ登ります。

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オールマイティー

鉄塔を建てて送電線を架けるまでには、鉄塔を建てるための「基礎工事」、クレーンなどを使って鉄塔を組み立てる「組立工事」、鉄塔間に電線を張る「架線(がせん)工事」などのさまざまな工程があります。さらに送電線完成後には「保守・点検」や、鉄塔の「建替・移設工事」、電線の「張替工事」、鉄塔の「解体撤去工事」などがあります。
それぞれに高度な技術が必要なため、多くの事業者は一部の工事を専門的に請け負います。ですが私たちは「基礎・組立・架線・撤去」のあらゆる工事に対応しています。全部です。
鉄塔の新設・移設工事実績は年間10〜20基。高所に登るだけではなく、基礎工事も20%ぐらいの割合で行っています。
施工エリアは函館、釧路、稚内、岩見沢、室蘭など道内全域に及び、鉄塔が高くて工期も長い、大がかりな幹線工事を任せされることが多いです。近年(2022年時点)の主なものでは、「北斗今別直流幹線新設工事」「石狩火力幹線新設工事のうち第一次鉄塔工事」「室蘭東幹線鉄塔工事」などがあります。どんな難しい条件の仕事も請け負います。「できない」という言葉がキライなので!

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確かな技術の継承

私たちは同業他社様から「アクロバットチーム」と呼んでいただくことがあります。アクロバットのように「軽々と、スピーディーに仕事をこなす」と評価をいただけるのは、とても光栄なことです。しかも、仕事をよく知る同業他社様から。
搭上での作業を担うのは主に20代〜30代のメンバーです。体力とガッツのある若手・中堅の作業員が、高い技術力と抜群のチームワークで迅速かつ丁寧に作業を行います。
彼らを支えるのが、社長の打越錠二を筆頭に地上で指示や作業を行う熟練のメンバーです。さまざまな条件が絡み合う搭上での作業はときに教科書通りには進まず、初めてのケースに戸惑うこともあります。そんなときは、「基礎・組立・架線・撤去」それぞれの工事に精通したキャリア豊富な職人たちが、経験をもとに対処法を伝えたり、サポートを行うことを通して技術の継承を行っています。 アグレッシブな若手・中堅作業員と経験豊富なベテラン作業員によるコラボレーションは、鈴木電気工業の自慢の一つでもあります。